新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の超音波診断・治療における感染対策について


医療従事者と患者の安全を維持するうえで感染防御は常に重要ですが、感染症の流行拡大発生時には、その必要性はきわめて重大となります。医療施設内における患者相互および患者から医療従事者への交差感染を防ぐために、再利用可能な医療機器を適切に管理することが求められています。


COVID-19治療の最前線における超音波画像診断


COVID-19の診断や治療において、超音波画像診断は以下の用途に用いられます:

  • 肺エコー — COVID-19を含む肺炎において、急性呼吸不全や滲出性胸水の貯留などの症状の迅速な診断やモニタリングには、ベッドサイド肺エコーが有用であると言われています(BLUE protocolなど)
  • 経胸壁心エコー — COVID-19では心筋症を合併するケースが知られており、経胸壁心エコーが用いられます
  • 超音波ガイド下胸腔穿刺 — 肺炎が進行し胸膜滲出液(胸水)の貯留を認めた場合、超音波外ガイド下での胸腔穿刺によるドレナージが行われます
  • 超音波ガイド下血管アクセス — とくに集中治療下では、中心静脈栄養や薬剤投与のため超音波ガイド下での血管カテーテル留置が行われます

超音波は汎用性の高い診断ツールであり、 上記以外にCOVID-19患者に対するより一般的な治療においても超音波が用いられます。


超音波機器の使用による感染リスクの管理

超音波プローブはその使用中に、COVID-19の原因ウイルスであるSARS-CoV-2などの病原体で汚染される可能性があります。再利用可能な医療機器の適切な消毒は、他の患者や医療従事者への感染のリスクを減らすために重要です。

自動化された高水準消毒(HLD)は診療の信頼性向上に寄与します

COVID-19患者に使用する超音波を管理する場合、自動化消毒システムにより一貫した再処理効果が得られ、重要な臨床タスクに集中することができます。

自動高水準消毒装置trophon®2の特徴

  • ハンドル部分を含むプローブ全体を消毒
  • 各国薬事が定める高水準消毒としての効果を検証済み
  • 消毒プロセスにおけるパラメータを自動管理
  • ケミカルインジケータによる独立した検証システム
  • 臨床ワークフローの合理化による、ポイントオブケア支援
  • 自動運転(7分)によるハンズフリー消毒システム

新型コロナウイルスに対するtrophon®2の有効性

SARS-CoV-2を含むコロナウイルスはエンベロープウイルスであり、スポルディング分類によると消毒薬による不活性化効果を最も強く受ける病原体に属します1

高水準消毒システムであるtrophon®2は、以下の病原菌の不活性化に有効です2:

  • エンベロープおよびノンエンベロープウイルス
  • 栄養型細菌
  • 真菌
  • マイコバクテリア

※) SARS-CoV-2は新たに出現したエンベロープウイルスであるため、trophon®2のSARS-CoV-2に対する効果は直接テストされていません。


trophon®2は、超音波再処理のグローバルスタンダードです

世界中の病院やクリニックに累計22,000台以上が設置され、毎日75,000人以上の患者をプローブ汚染による相互感染のリスクから守っています

SARS-CoV-2から医療従事者の皆様と患者様を守るために、trophon®2がお役に立ちます詳しくは担当者にお問い合わせください

1. CDC 2008. Guideline for Disinfection and Sterilization in Healthcare Facilities.
2. Nanosonics. ANZ Micro-efficacy brochure. Date accessed: 25/03/2020.
https://www.nanosonics.com.au/clinical/microbial-efficacy/